脳内マリファナは危険?脳への悪影響と医療を拓く可能性に迫る!

この記事では、マリファナの脳への悪影響や脳内マリファナの危険性、そして医療への応用などを解説します。

脳内にマリファナは悪影響を与えることが証明

スポーツやマラソンなど、過酷な状況に置かれた時に出てくるといわれる脳内マリファナ。マリファナというといわゆる大麻、つまり麻薬のことを指しますが、これが脳内から出てくるとは一体どういうことでしょう?またマリファナと脳内マリファナは何がどう違うのでしょうか?

実は今までマリファナは人体に影響があるとされていたものの、詳しいメカニズムは解明途中でした。しかし神経回路の分析に成功して、脳への悪影響がわかってきたと同時に、医療への応用もできる物質が含まれていることが最近の研究で明らかになってきたんです。

 

マリファナの作用?神経回路の分析に成功

神経回路の分析をした研究によると、マリファナの有効成分であるカンナビノイドが脳に悪影響を与えることが発見されたそうです。

具体的にはマリファナの有効成分であるカンナビノイドが脳の神経回路を構成するシナプスを退縮させてしまう効果があるとのこと。脳の神経回路が退縮するなんて、なんだか怖いですね。

 

カンナビノイドとは

カンナビノイドとはマリファナに含まれる精神作用物質のことです。マリファナによる精神への影響は、このカンナビノイドが脳内のカンナビノイド受容体と呼ばれるタンパク質に結合することで引き起こされます。

 

若いときは特に危険

若い年齢はまだまだ脳は発達途中です。脳の神経回路、シナプスが成長して脳内でさまざまな情報伝達ができるようになる年代ですね。そんな時にマリファナに含まれているカンナビノイドを取り入れてしてしまうと、シナプスが退縮してしまい脳の発達に大きな影響を与えてしまいます。マリファナは違法薬物ですが、脳への悪影響を考えると若い時は特に気をつけるべきでしょう。

 

「脳内マリファナ」って聞くけど……なに?

マリファナが精神作用を引き起こすためには、脳内のカンナビノイド受容体を活性化させないといけません。この活性化を引き起こす物質はマリファナに含まれるカンナビノイドだけでなく、脳内にもともとある「内因性カンナビノイド」という物質も知られています。

つまりマリファナの精神作用を引き起こす物質と同じ働きをする物質は、人間の脳にもともと備わっているんですね。この「内因性カンナビノイド」のことを通称脳内マリファナと呼びます。

 

「ランナーズハイ」は脳内マリファナが作用

長時間マラソンを続けていると気分の高揚、高ぶりを感じることがあります。この現象を「ランナーズハイ」と呼ぶのですが、これは脳内マリファナによって引き起こされているという研究結果があるんです!

マウスの実験によると、運動後は脳内マリファナつまり内因性カンナビノイドの数値が上昇、さらに不安感が緩和していることがわかりました。つまりマウスもランナーズハイになることがわかります。

次に脳内マリファナに作用を発揮させないためにカンナビノイド受容体の働きをブロックしたところ、マウスは運動後に落ち着かず痛みに敏感になったそうです。

このような実験を経て、ランナーズハイには脳内マリファナが作用していることがわかりました。

 

発達障害予防や治療薬として期待

脳内マリファナと呼ばれる内因性カンナビノイドは、脳の発達に重要な役割を果たしていることがわかったそうです。この内因性カンナビノイドはマリファナの類似物質ですから、研究が進めばマリファナに含まれる物質による発達障害予防や治療薬の進歩に繋がるでしょう。

 

「てんかん」という病気を抑制してくれる?

突然のけいれん発作を引き起こす病気として知られるてんかんのメカニズムには、脳の神経回路が関係していると考えられています。最近の研究では、脳内マリファナ(内因性カンナビノイド:2-AG)がけいれん発作の抑制や転換という病気そのものの抑制にも繋がる結果が示されています。

まだマウス研究の段階ですが、今後は脳内マリファナとその作用の研究からてんかん治療薬の開発、進歩が期待できるでしょう。

 

まとめ 結局、マリファナって脳には悪影響?良い影響?

この記事ではマリファナが及ぼす脳への悪影響、そして脳内マリファナとランナーズハイの関係や医療への応用の可能性について解説しました。

マリファナは日本で使用するのは違法ですし、脳には悪影響を与える物質だとわかりましたので嗜好品として使ってはいけませんね。

しかしながら研究によると脳内マリファナは脳の発達に重要な役割を果たしているため、発達障害予防の進歩やてんかん治療薬の開発にマリファナは重要な役割を果たす可能性もあります。

マリファナの使用は合法だとされている国も多く、アメリカのコロラド州やウルグアイ、カナダでも合法化されました。このように世界的にはマリファナ解禁の流れはあるもののギャングやマフィアの資金源になっているという声もあるようです。

マリファナの良い面が生かせるように、これからもどんどん研究が進んでいくと良いですね!

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