ギックリ背中の対処法教えます!正しい処置で早期回復を図ろう

「ギックリ背中」って聞いたことありますか?ギックリ背中は、ギックリ腰のように重い物を持った時だけではなく、日常の動作の中でいつでも発症しうる可能性があります。今回の記事では、そんなギックリ背中の症状や対処法を詳しく見ていきましょう!

ギックリ背中って知ってる?

まずは、何よりもギックリ背中ってどんな時に起こるものなのか、ギックリ腰が起こっている時の背中の筋肉の状態や、よく比較されるギックリ腰との違いなどについて知っていきましょう!

 

普段なにげない生活の中で突然……

ギックリ腰がよく発症するのは、重いものを持ち上げた時や、スポーツなどによって、使っていなかった筋肉を急に使うことによって起こることが多いですよね。しかし、ギックリ背中はそのような時だけではなく、高いところにあるものに手を伸ばしてとろうとした時や、睡眠時の寝違えや、変な姿勢で寝ていたことが原因でなる時もあります。

 

また、くしゃみや咳をした時にも、その背中の筋肉の動きの反動でなったりもします。ギックリ背中は、ギックリ腰よりももっと身近なところにあっていつ発症するか予測がつかないタイミングで起こったりもします。

 

ぎっくり背中とは軽度の肉離れ

ギックリ背中になった時、一体背中の筋肉にどのような状況が起こっているのでしょうか?ギックリ背中になった時、背中の表層から深部にある筋肉や筋繊維を包んでいる様々な筋膜に衝撃が加わって微細断裂(俗に言う肉離れ)状態を起こしています。

 

ぎっくり背中とギックリ腰は根本的に違う

ここまで見てきたようにギックリ背中は、筋膜の微細断裂(肉離れ)がその原因でした。しかし、ギックリ腰は微細断裂が原因になることもありますが、椎間板ヘルニアや腰椎捻挫などもその原因とされています。ギックリ背中は普段からたまっていた疲れが発症の原因とされており、誰にでも、いつでも起こりやすいという特徴があるようです。

 

ギックリ背中になりやすい身体の状態

では、ギックリ背中が発症しやすい時は身体がどのような状態になっているのでしょうか?

 

日頃の運動不足

ギックリ背中は運動不足などで背中の筋力が弱っていた時に、急な負担が加わることによって起こるとされています。これを防ぐには、日頃から、ストレッチをはじめとした様々な運動をして背中の筋力をつけておくようにしましょう!なかなか運動の時間がとれないという人にも適したトレーニング方法が様々ありますので、継続しやすいものを探して取り組むと良いでしょう。

 

ストレスや緊張で筋肉が硬くなっている

ギックリ背中には筋肉の硬直が原因の一つとされていますが、筋肉の硬直はストレスや過度の緊張状態によっても起こります。ストレスもギックリ背中を起こす原因になるんですね。

 

猫背などの普段の姿勢が筋肉の硬直させる

気が付けば猫背になっている人も注意が必要です。猫背になると重心がかかる箇所が偏ってしまい、様々な場所に負担がかかってしまいます。また、猫背になっている状態から急に背中の筋肉に刺激が加わると、その刺激から微細断裂が起こる可能性も高くなります。ついつい楽な姿勢に落ち着いてしまっているという人は、美しい姿勢を保つように日頃から心がけるように改めてみましょう。

 

ギックリ背中になってしまいやすい原因

もともと、普段からギックリ背中になりやすい要素が蓄えられていたところに、あることをキッカケとして発症してしまうギックリ背中…。では、その「あること」とはどんなことでしょうか?

 

寝違え

まず、あげられるのが寝違えですね。筋力が弱っていたところに寝違えを起こすことによってもギックリ背中は発症します。

 

急な運動

あまり運動をしない状態が続くと、筋肉が固まってしまっているような状態になります。そこで急な運動をすると筋肉が引っ張られ、筋繊維が傷ついてギックリ背中が起こるという原因になります。特に、腕を伸ばして体を捻るようなスポーツだと起こりやすくなります。これにより、運動の前に準備運動が必要とされるゆえんでもあります。

 

重い荷物

実は、重い荷物を持った時がぎっくり腰になる可能性がとても高いのです。特に、重い荷物や大きい荷物を地面から持ち上げたり、高い所にある荷物を持ち上げる時は気をつけましょう!

 

くしゃみと咳

くしゃみや咳をした反動によってギックリ背中になることもよくあります。くしゃみや咳をする時は無意識に大きな動作をとります。その動きが大きいと胸に負担がかかると共に背中の筋肉を傷つけてギックリ背中を起こしてしまいます。

 

ギックリ背中なってしまった時の対処法

ここまで、ギックリ背中の原因を見てきました。これらの原因の対策を抑えて、できるだけギックリ背中にならないようにしたいものですが、それでもギックリ腰になってしまった時はどうすればいいのでしょうか?ここから見ていくことにしましょう。

 

RICE処置

ケガをした時の応急手当として医療界で浸透している用語にRICE処置というものがあります。この処置の方法はギックリ背中にも有効です。

 

【Rest(安静)】

ケガを負った後はできるだけ動かさないようにして安静にします。

 

【Ice(冷却)】

氷やスプレーなどでケガをした所を冷やします。スポーツ選手がよくやっていますね。また、逆に温めることは良くないとされています。これに関連して、体を温める効果があるアルコールはギックリ背中になった時はできるだけ控えるのが良いでしょう。

 

【Compression(圧迫)】

ケガをしたところを圧迫して内出血したり腫れたりするのを抑えるようにします。

 

【Elevation(挙上)】

字のとおり上に挙げます。この時、心臓よりも高いところにケガをした場所を上げるようにします。炎症を起こしたり、腫れたりするのをできるだけ抑えるためには、心蔵からできるだけ血液が送られてこないように重力に逆らう体勢をとります。

 

安静にする

RICE処置でも一番目にくる「安静」。ギックリ背中でも、まずは無理をして動かないことが大切です。

 

楽な姿勢をとる

安静にする時にできるだけ楽な姿勢をとるようにしましょう。この時、仰向けよりはうつ伏せになるのが良いとされています。

 

マッサージは逆効果

肩こりの時のように、マッサージをすると痛みがほぐれるのではないか?と思いますよね?しかしギックリ背中の場合はマッサージをすると筋肉を傷つけてしまう可能性もあり逆効果です。触らないようにしましょう。

 

「痛みが引いた」=「治った」ではない

ギックリ背中は一度起こすとふとしたことで再発しやすいと言われています。痛みが引いたとしても、油断せずに、日常的に筋肉トレーニングなどで筋力を鍛えていくことで、再発をとどめることができます。

 

ギックリ背中に予防として心がけたいポイント

一度起こしてしまうと、再発の可能性もあるギックリ背中。できるだけギックリ背中にならないようにしたいものですよね。ここでは、ギックリ背中を起こさないためのポイントについて確認していきましょう!

 

運動不足の改善

ギックリ背中は運動不足によって筋肉が固まってしまった状態から、急な運動をすることで起こるものでした。まずは、何よりも日頃から運動をすることによって筋力を鍛え、ギックリ背中が起こる原因を作らないことが大切でしょう。

 

重い荷物を持つ時の注意点

重たいものを持つ時は、急に背中の筋肉に負担がかからないように気をつけながら、ゆっくりと持ち上げるようにしましょう。この時、背筋は伸ばした状態で、足の屈伸を使って持ち上げるように持つのが良いでしょう。

 

普段の姿勢改善

猫背の人もギックリ背中になりやすい特徴がありました。体のどこかに偏った重心や負担をかけることは背中の筋肉を傷めやすい原因をつくります。日頃から、美しい姿勢づくりを心がけてゆきましょう。

 

2週間経っても痛みが全然引かない時は違う病気を疑おう

ここまで、ギックリ背中の症状や原因、改善法などを見てきましたが、処置をして2週間たつけれども痛みが引かない場合は他の病気の可能性もあります。ここでは、具体的にどのような病気が考えられるか確認していきましょう。

 

朝背中が痛い

朝起きると背中に痛みを感じる時は、他の病気の可能性もあります。筋肉痛の他には、神経からくる肋間神経痛の可能性もあります。胸が苦しかったり、呼吸がつらかったりするとその可能性が高まります。また、呼吸をすると痛い場合や、下半身への痛みがある場合は肋骨や背骨にヒビが入っていたり、折れている可能性も考えられます。あまり気になるようであれば、早めに病院で見てもらいましょう。

 

右の背中が痛い

背中の右側だけが痛む時も、次の病気が考えられます。少しおかしいと思ったら病院に行きましょう。特に、体を動かしていないのに痛みが生じる場合は、内臓からの痛みが来ていることが考えられます。

 

  • 肝炎
  • 急性肝炎
  • 胆石症
  • 胆のう炎
  • 肝臓ガン
  • 胆管ガン

 

左の背中が痛い

同じように左側だけが痛い時には以下の病気の可能性が考えられます。狭心症の場合は、発作的な痛みが生じます。また、その発作が長く続くようであれば、心筋梗塞の疑いもあります。吐き気や嘔吐は胃の病気か、膵炎やすい臓がんの可能性が考えられます。

 

  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 胃炎
  • 神経性胃炎
  • 狭心症
  • すい臓がん
  • 心筋梗塞
  • 胃がん
  • 膵炎

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です